

トランプといえば遊びの定番ですが、特に4人プレイだと手札の枚数や自分のターンが巡ってくるまでのサイクルもちょうど良いので楽しみやすいですよ。しかし、全てのゲームが4人プレイに適しているとは限りません。
そこで今回は4人で遊べるトランプのゲームを紹介します。基本ルールだけでなく勝ち方までこっそりお伝えするので、参考にしてみてください。
トランプがあれば誰でも楽しめる!
トランプはルールさえ押さえておけば、誰でも楽しく遊べるゲームです。
最近ではコンパクトなサイズのトランプのあり携帯性も良いので、4人など人が集まるシーンには是非用意しておきたいですね。ここからはどんな時にトランプで盛り上がるのか例を紹介します。
旅行・キャンプなどで
トランプで遊ぶ代表的な例といえば「旅行」。 キャンプなどでテレビがないような場合でも、4人ほどいれば各プレイヤーの持ち札もバランスが良くなって楽しめます。
修学旅行などの場合でも、4人組を作れば楽しみやすいです。 ホテルなどの施設であればトランプを貸し出してくれるところもありますが、なるべく自分で用意するようにしましょう。
コンビニでも売っているので、いつでも買えます。
飲み会などでも
自宅で数人集まる飲み会である「宅飲み」。飲食店などでトランプをするとお店側の迷惑になってしまうかもしれませんが、宅飲みであれば気にせずにプレイできるでしょう。
お酒が入って楽しい雰囲気になるので、シンプルなルールのトランプゲームでも、普段よりも盛り上がりやすいです。
ルールだけでなく勝ち方も押さえよう!おすすめゲーム6選!
トランプの中には2人用のゲームも多くありますが、4人で遊ぶのにちょうど良い種類も多くあります。ここからはおすすめのトランプゲーム6つの基本ルールと、勝ち方を紹介します。
七並べ
基本ルール
基本的には数字の7を4枚表向きに並べて、順番が来たプレイヤーは7に次ぐ数字を出していきます。
他のプレイヤーは、場に出ているカードの数字に次ぐ数字のカードを出していき、手札が先になくなった人が勝者です。
「ジョーカーあり」のルールの場合は、抜けている数字をジョーカーで補いそれに次ぐカードを出すことができます。
例えば、場にハートの7~9のカードが出ており、手札には10がなくJがある場合は、10の代わりにジョーカーを出してJを出すことができます。
このときハートの10を持っている人は、ジョーカーとハートの10を入れ変えなければなりません。 シンプルにプレイしたい場合は、ジョーカー抜きのルールでプレイすると良いでしょう。
押さえておきたい勝ち方!
七並べは出たカードが場に並んでいるので、誰がどのカードを持っているかわかりやすいです。
七並べは心理戦の要素が大きいゲームで、自分が出したカードによって他のプレイヤーが有利になる可能性があります。
七並べで勝ちたい場合は、常に他のプレイヤーがどんなカードを持っているか予測すると良いでしょう。
大富豪
基本ルール
大富豪は4人プレイで盛り上がりやすいゲームの1つです。各カードには強さがあり、弱いカードから強いカードを順に出していきます。
誰もカードを出せなくなったらカードを流し、リセットして最後に出した人からスタートします。これを繰り返して、手札がなくなった人が勝ちです。
カードは3が一番弱く、2が一番強いです。他にもカードによっては特殊な効果を持つものもあります。
1ゲーム目を上がった順に「大富豪」「富豪」「貧民」「大貧民」となり、次のゲームが始まる前に大富豪と大貧民はカードを2枚ずつ、富豪と貧民はカードを1枚ずつ交換します。
交換するとき、貧民・大貧民は必ず一番強いカードを渡さなければなりません。 このルールを採用するとき、大富豪が1番で上がれないと「都落ち」となり大富豪から大貧民に転落するルールもあります。
また、大貧民が1位になると「下剋上」になり、その時点でゲームが終了して順位がひっくり返るルールもあります。
押さえておきたい勝ち方!
大富豪でも、基本的に場に出たカードを覚えておくことでゲームを有利に進められます。
例えば、自分がAのカードを4枚持っており、既に2が4枚出てしまっているとき、Aを出せばゲームを切ることができるでしょう。
また、一番最後に上がれる道筋を立て、一番最後に一番弱いカードを出して上がるのが常套手段です。
例えば、2のカード3枚であれば誰もカードを出せないので、「2×3枚」を出した後に、一番弱い「3」を出して上がる。というイメージです。
ポーカー
基本ルール
ポーカーは手札を5枚揃えて、カードを交換しながら役を作っていきます。カードにもそれぞれ強さがあり、大富豪と違ってAが最も強く、2が一番弱くなります。
そのため、同じ役のプレイヤーがいる場合、カードの強さで勝敗を判断します。カードの交換回数は1~2回が基本ですが、4人で遊ぶときは回数を事前に決めておけば何回でも大丈夫です。
押さえておきたい勝ち方!
ポーカーも毎回山札をリセットするわけではないので、出たカードを覚えることで他のプレイヤーの役や自分の役を揃えられるか予想しやすくなります。
ダウト
基本ルール
ダウトは、カードをA(1)から順番に出していきますが、該当するカードがない場合でも他のカードを出しても構いません。
ただし、他のプレイヤーが「ダウト」とコールし、該当するカードでなかった場合は、その場に出ているカードを全部手札にしなければなりません。
ダウトが成立しなかった場合は、コールしたプレイヤーが手札に回収します。これを繰り返して、手札がなくなった人が勝ちです。
押さえておきたい勝ち方!
ダウトは心理戦の要素が強いゲームです。例えば、手札が少ないときは「ダウト」される可能性も高くなるでしょう。
自分の順番を考えて必要なカードをあらかじめ予想しておくと勝ちやすくなります。ダウトのカードを出すときは、表情などに注意することも大切です。
神経衰弱
基本ルール
神経衰弱はトランプを全て裏側で並べ、カードを2枚めくりペアのカードを当てるゲームです。ペアを揃えたら、連続でカードをめくることができます。
全てのカードがなくなったとき、獲得したカードの枚数が多い人が勝者です。
押さえておきたい勝ち方!
カードを表にして裏の戻す。つまり、神経衰弱は記憶力がポイントになるゲームです。自分だけでなく他のプレイヤーがめくったカードを覚えます。
ただし、全てのカードをそのまま覚えるのは大変なので、カードを置く向きを工夫するのがおすすめです。
他のプレイヤーのカードを置くクセなどを見抜くことができれば、負けていても一気に逆転のチャンスがあります。
ぶたのしっぽ
基本ルール
ぶたのしっぽはジョーカー以外の52枚で遊ぶゲームで、運用素が非常に強いゲームです。まずトランプをぶたのしっぽのように円形に並べます。
これをプレイヤーが順番にカードをめくり、中央に置いていきます。めくったカードのマークが前の人と同じだったとき、中央に置いたカードを全て引き取らなければなりません。
これを繰り返してカードが全部なくなったとき、手札が一番多かった人の負けです。
押さえておきたい勝ち方!
ぶたのしっぽはほぼ運用素のゲームなので、特別な勝ち方はありません。
応用的な楽しみ方としては、「同じ数字を出してもペナルティ」や「ジョーカールール」があります。 ぶたのしっぽでジョーカーを使うルールには以下のようなものがあります。
- 手札を全部中央に置くことができる
- ジョーカーを引いたら問答無用でカードを引き取らなければならない
- 指定したプレイヤーにカードを引き取らせる
ジョーカーを使ったルールを採用すれば、一発逆転もあり得るので盛り上がりやすくなります。