

ポンツーンとは、イギリス版ブラックジャックと呼ばれているゲーム。プレイヤーとディーラー1対1で勝負し、より21に近づけた方が勝ちです。
ブラックジャックと似ていますが、用語や配当が少し違います。 ブラックジャックを普段から遊んでいる人なら、すぐに覚えられることばかり。
今回はポンツーンがどんなゲームなのか、ルールや用語などを詳しく解説していきます!
ポンツーンとは?
ポンツーンはディーラーとプレイヤーが1対1で勝負するトランプゲームになります。 最初にカードが2枚ずつ配られ、合計点数が21を超えずに、より21に近い方が勝ちというルールです。
10、J、Q、Kは全て10点として計算し、Aは1点か11点と計算します。ここまではブラックジャックと同じですね。
ブラックジャックとの違いは、アクションの用語が違うのと、配当の違い。
そしてディーラーカードは2枚とも伏せてあること。ディーラーのカードに対してアクションを考えることができません。
ブラックジャックとの違いは、この後詳しく解説していきます。
ポンツーンとブラックジャックの違いは?
さて、上記ではポンツーンの基本的なルールをご紹介致しました。
数字だけ見ますとブラックジャックと似ていますが、細かなところのルールが異なりますので、ここではその違いを見ていきましょう。
- アクション用語や言葉が違う
- ディーラーのハンド、アクションが異なる
- プレイヤーは15未満だと必ずカードを引く必要がある
- インシュランスが使えない
- ベーシックストラテジーが使えない
- 合計点数が同じの場合ディーラーの勝利
アクション用語や言葉が違う
ブラックジャックと同じアクションであっても、ポンツーンでは用語が違いますのでここで確認していきましょう。
ポンツーン用語 |
ブラックジャック用語 |
意味 |
---|---|---|
ツイスト |
ヒット |
追加でカードを引く |
スティック |
ステイ |
カードを追加で引かず勝負する |
バイ |
ダブルダウン |
賭け金を倍にして、後1枚のみ引いて勝負する |
ポンツーン |
ブラックジャック |
初期のカードがA+絵札の形で21になる |
最初は慣れないかと思いますが、ゲームで遊んでいくうちに自然と覚えられますのでご安心下さい。
ディーラーのハンド、アクションが異なる
ブラックジャックではディーラーに配られた2枚のカードのうち、1枚が表向きになっています。
しかし、ポンツーンでは2枚とも裏向きになっているのです。 この状態から次のアクションを選択しなくてはいけないため、ブラックジャックよりも予想が難しくなります。
また、ディーラーはA+6の組み合わせだった場合、必ずツイストしなくてはいけないというルールがありますので、覚えておきましょう。
プレイヤーは15未満だと必ずカードを引く必要がある
ブラックジャックでは、プレイヤーのカードが何点であってもカードを引くことを止められます。
ディーラーのアップカードが弱ければ、無理してカードを引く必要はありません。 しかし、ポンツーンは15未満だと必ずカードを引く必要があります。
インシュランスが使えない
ブラックジャックではディーラーのアップカードがAだった場合、インシュアランスを賭けることができます。
ポンツーンの場合、インシュアランスは使えません。ディーラーがポンツーンだった場合、強制的にプレイヤーは負けが確定します。
ベーシックストラテジーが使えない
ブラックジャックで勝つために、ベーシックストラテジーを覚えている人も多いでしょう。
しかし、それはディーラーのアップカードが見えているから使える方法。 ディーラーのカードが2枚とも伏せているポンツーンでは、ベーシックストラテジーは役に立ちません。
合計点数が同じの場合ディーラーの勝利
ブラックジャックでは、ディーラーとプレイヤーの点数が同点だった場合、引き分けになります。
配当もなければ回収もありません。 ポンツーンでは、ディーラーとプレイヤーの点数が同点だった場合、ディーラーの勝ちになります。