

オンラインカジノは運営ライセンスを取得し、第三者機関の監査を受けていれば、イカサマされる心配もなく安全にプレイができます。今回は、危険なオンラインカジノを見分けるためのポイントを解説していきますのでぜひご参考下さい。
危険なオンラインカジノの特徴とは?
それでは早速、危険なオンラインカジノの特徴を見ていきましょう。危険なオンラインカジノの特徴としては、次のものがあります。
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- 運営ライセンスを取得していない
- 出金がいつまでも反映されず、サポートからの返信もない
- 運営者が公式サイトに記載されていない
- 得体のしれないソフトウェア会社と提携している
- 利用者のアカウントを凍結させて問い合わせに応じない
- 虚偽のボーナスの情報を提示している
- 利用規約を後から付け加える
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
運営ライセンスを取得していない
オンラインカジノを合法的に運営するには、必ずライセンスを取得して運営しなくてはいけません。代表的な運営ライセンスを表にまとめてみました。
ライセンス名 | 特徴 |
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マルタ共和国 | ゲーミングライセンスの中で特に取得するのが難しいライセンス。定期的な抜き打ち調査も実施し、取得しているオンラインカジノは安心と言われます。 |
カナワケ | 決済スピードや手段において、あるレベルを認められたオンラインカジノが取得できるライセンス。プレイヤーからの苦情に対して、対応をするなど信頼性が高いと言われます。 |
キュラソー | eGaming監視機関が発行しているライセンスであり、オンラインカジノのライセンスとしては知名度が高いライセンス。他のライセンスと合わせて持つことも多いです。 |
ジブラルタル | もっとも取得が難しいと言われるライセンス。政府による直接調査や、企業実績など求められることが多いです。このライセンスを取得しているオンラインカジノは数が少なく、信頼性も非常に高くなっています。 |
これらの運営ライセンスを取得するための審査は厳しいと言われ、信頼性の高さの目安になります。 しかし運営ライセンスの中には、使用料を払うだけで、審査などほとんどなく取得できるものもあるのです。
運営ライセンスを見る際には、取得しているかだけでなく、審査が厳しいライセンスであるかも見るようにしましょう。
出金がいつまでも反映されず、サポートからの返信もない
オンラインカジノで出金手続きをしても1〜2週間以上反映されないことは、ほぼありません。 さらにサポートに問い合わせても返信がないオンラインカジノは非常に危険です。
しっかりと出金時間の目安を明記しているオンラインカジノを選ぶと安心でしょう。
運営者が公式サイトに記載されていない
運営者が公式サイトに記載されていない場合、オンラインカジノが行方をくらました際に追うことが難しくなり危険です。 例えば、オンラインカジノに急にログインできなくなり、お金が引き出せなくなったというケースがあります。
サイト自体がなくなってしまう場合もあるでしょう。 さらに運営者が日本国内にいた場合、賭博罪が適用され、知らずにプレイしていたプレイヤーが逮捕されるリスクも存在します。
賭博罪は国内のギャンブルを取り締まる法律であり、罰せられると50万円以下の罰金が課されることがあるので要注意です。 逮捕されるリスクを避けるためにも、運営者情報が明記されているサイトを選びましょう。
得体のしれないソフトウェア会社と提携している
オンラインカジノ上で遊ぶことができるゲームは、ゲームを開発しているソフトウェア会社から提供されたものになります。 そのため、無名の怪しいソフトウェア社と提携しているオンラインカジノは、イカサマを行っている危険性があるのです。
有名で信頼できるソフトウェア会社には、「マイクロゲーミング」「プレイテック」「ネットエント」があります。 マイクロゲーミングは、1994年創業のオンラインカジノ業界の老舗と言われるゲーミング会社です。
プレイテックは1999年創業とマイクロゲーミングより後発の会社になりますが、技術力が高く、マイクロゲーミングと肩を並べるほどの大きな企業になります。 ネットエントはブラウザゲームを主に提供している会社で、スウェーデンの上場企業です。
このことから、信頼性が高い企業と言えます。 しっかりとしたソフトウェア会社を扱っているオンラインカジノで遊ぶようにしましょう。
利用者のアカウントを凍結させて問い合わせに応じない
オンラインカジノは100%と安全ということはないため、急なアカウント凍結がおこなわれる可能性もなくはありません。 ライブカジノハウスのようなしっかりとした運営ライセンスを取得しているオンラインカジノでも、ヴィーナスポイントが原因による全プレイヤーのアカウント凍結がありました。
そのためアカウント内には不要な資金を残さないことや、必要以上に大量の資金を入れておかないなどの対策をしておくことをおすすめします。
虚偽のボーナスの情報を提示している
オンラインカジノといえば豊富なボーナスが特徴で、オンラインカジノを選ぶ際にボーナスを重視して選択しているプレイヤーも多いのではないでしょうか。 また、ボーナスは期間限定のものや特殊なイベントでもらえるものなどがあり、ボーナス情報はたびたび変わることはよくあります。
しかし基本的な入金ボーナスや登録ボーナスなどの条件が異常に良すぎたり、一般的なボーナスの条件が頻繁に変わることは怪しいカジノと特徴でもあるので、ボーナス条件が正しいかなど問い合わせてしっかり確認するなど対策をとりましょう。
利用規約を後から付け加える
オンラインカジノに登録する際に必ず利用規約への同意を求められます。利用規約が変わることはそうそうありえないのですが、稀に法律の変更などで変わることがあります。 当然、重要なことなので必ずプレイヤーに利用規約が変更される旨を連絡してから変更されます。
しかし、悪質なオンラインカジノだとプレイヤーへの連絡なしに利用規約が後から付け加えられたり変更されたりします。しかもユーザーに不利になるような内容だったりするので、登録前はもちろん登録後も利用規約はしっかり確認しておきましょう。
過去にあった危険なオンラインカジノとは?
ここでは、過去に実在した危険なオンラインカジノの事例を紹介していきます。
運営者が逮捕|ドリームカジノ
ドリームカジノは、運営者情報には海外と記載していましたが、実質の運営場所は日本国内である大阪でした。そのため、賭博法に違反するとしてサイトの運営者が逮捕されたのです。
この事件では、プレイヤーには指導があっただけで逮捕されることはありませんでした。
プレイヤーが逮捕|スマートライブカジノ
スマートライブカジノは合法的に運営されているオンラインカジノです。しかし、次の原因によりプレイヤーのみが逮捕にいたった異質なケースとなっています。
- 日本人のために開いているオンラインカジノを遊んだ
- 特定される個人情報をネット上で公開していた
- 運営に関与していると疑われた
事件は略式起訴となり、正式な裁判は行われていません。