

オンラインカジノで一定以上の利益を稼いだ場合、日本で確定申告をして納税しなくてはいけないケースがあります。ベラジョンカジノも同様です。
そこで今回は確定申告が必要なケースとベラジョンカジノで確定申告を行う方法、支払調書の有無を解説していきます。
ベラジョンカジノ(Verajohn)の利益は確定申告が必要?支払調書は?

ベラジョンカジノ 支払調書
それでは早速、ベラジョンカジノで税金がかかるケースや、確定申告の際に必要な支払調書を発行してくれるのかを見ていきましょう。
- 1年間で50万円以上の利益がある場合は税金が発生する
- ベラジョンカジノは支払調書を発行していない!
- 注意!サイトから利益を出金した場合のみ納税義務がある
1年間で50万円以上の利益がある場合は税金が発生する
はじめにベラジョンカジノで確定申告が必要になるケースを見ていきましょう。 オンラインカジノから発生した利益は基本的に一時所得へ分類されます。
一時所得は50万円までの特別控除がありますので、1年間で50万円以上の利益を獲得した場合のみ確定申告を行うのです。
ですので、「2019年は利益が40万円だった!」「2020年は利益47万円だけど、ここで今年は終わりにしよう」等という方は所得が控除以下になりますので、納税義務がありません。
ここで1点注意点があり、経費として計上できる支出は勝った際のベット金額のみとなります。負けた際のベット金額は所得から引ける経費になりませんので、ご注意下さい。
ベラジョンカジノは支払調書を発行していない!
さて、確定申告の際に提出する書類の1つとして支払調書というものがあります。これは企業がプレイヤーにしっかり利益を支払ったという取引情報を証明する書類です。
しかしベラジョンカジノでは支払調書の発行に対応していないので、ご自身で作成しなくてはいけません。
その際はエクセルで作成することをおすすめ致します。1年間のギャンブル収支表をエクセルシートで作成し、データとして保存すれば支払調書の代わりとして提出できるのです。
精算する期間は所得税と同じく、1月1日〜12月31日となります。
注意!サイトから利益を出金した場合のみ納税義務がある
少し複雑になってしまいますが、ベラジョンカジノで50万円を超える利益を獲得しただけでは納税義務が発生しません。
実際にその利益を出金した際に初めて確定申告の必要性が生まれるのです。
ですので、「今年の利益を軍資金にして来年も勝負したい」という場合はそのままサイトに資金を入れておきましょう。
ベラジョンカジノの確定申告はどうやるの?

ベラジョンカジノ 支払調書
ここでは実際にベラジョンカジノの利益を元に確定申告を行う方法を解説していきます。
- ①課税対象額(収入)を計算する
- ②支払調書の代わりになる資料を用意する
- ③確定申告書を作成する
- ④確定申告書を税務署に提出する
- ⑤納付書を作成して源泉所得税を支払う
①課税対象額(収入)を計算する
はじめに、課税対象となる収入がいくらになるのかを計算しましょう。
「合計利益-経費=純利益」の計算式で計算するのですが、先程もお伝えした通り一時所得の場合は損失額が経費になりません。
例えば3,000円ベットして1万円を獲得した場合、その3,000円は経費として計上できます。しかし、5,000円ベットして負けた場合はその5,000円を経費として計上できないのです。
ここを誤って計算してしまうと再申告をしなくてはいけないこともありますので、ご注意下さい。
②支払調書の代わりになる資料を用意する
ベラジョンカジノでは支払調書を発行していませんので、作成ソフトやエクセル等を利用してギャンブル収支表を作成しましょう。
ここで1つポイントがあり、1年間分の収支を一気にまとめて作成することはとても大変ですので、日頃からシートに収支を記録しておくことをおすすめ致します。
③確定申告書を作成する
次に税務署へ提出する確定申告書を作成します。申告書類ですが、税務署で直接受け取ることもできますし、国税庁のホームページからダウンロードして印刷することも可能です。
確定申告書では
- お名前
- ご住所
- 収入金額
- 経費
等を記入します。手元に収支をまとめた表があれば10分と掛からず作成できるでしょう。
ちなみにこれまで必要書類であった源泉徴収票ですが、2019年4月以降提出義務がなくなりました。
注意|会社員の方は普通徴収になる場合も
さて、ここで1点注意点があります。会社にお勤めの方がベラジョンカジノから利益を獲得し場合、それは副業の収入として見なされてしまうのです。
会社によっては副業が禁止になっていますので、このようにバレたくない理由がある際は確定申告書を普通徴収として提出しましょう。
申告書2枚目に「給付から差引き」「自分で納付」という選択肢がありますので、後者の「自分で納付」を選択すれば大丈夫です。
④確定申告書を税務署に提出する
確定申告書が作成できましたら、ご自身で作成された収支管理表と合わせて税務署へ提出しましょう。 直接提出することはもちろん、郵送で送ることも可能です。
郵送で送る場合は返信用封筒を同封しておきましょう。(名前と住所を書き切手を貼る必要があります)
この返信用封筒がないと確定申告書の控えを送って貰えないのです。この確定申告書の控えは後から取得しようとすると手間が掛かってしまうので、確定申告の際に入手しましょう。
⑤納付書を作成して源泉所得税を支払う
最後の手続きとして、確定申告書を参考に納付書を作成し、銀行や税務署、コンビニエンスストア等で税金を支払いましょう。
オンラインバンクをお持ちの方は、オンラインバンクからの振り込みも可能です。
振り込み期限は3月15日までとなっていますので、所得税や住民税と合わせて期日に余裕を持って振り込みましょう。