

トランプカードの中でも色々特殊なカード『ジョーカー』。
ポーカーの中でもジョーカーを含む場合がありますが、その場合どんな役割を果たすのかを今回はご紹介していきます。 ポーカーのルールが知りたい方はこちらをクリック!
ジョーカー=ワイルドカード
ポーカーにおけるジョーカーは『ワイルドカード』と呼ばれており、非常に特殊かつ重要な役割を持っています。
また、ビデオポーカーなどでもジョーカーをワイルドカードにしたり、ジョーカーの代わりに3をワイルドカードに指定する場合もあります。
そのため、今回はジョーカーとして説明していますが、そのままワイルドカードの説明にもなります。
ジョーカーは何にもなれる正に『切り札』
肝心のジョーカーの役割ですが、『全ての数字、全てのスートになれる』というカードです。
例えば、Aを3枚持っている状態でジョーカーを手に入れた場合なら、ジョーカーをAと見なし『Aのフォーカード』の役が完成しますし、ジョーカー以外の手札が全部❤︎の場合なら、ジョーカーを❤︎と見なし『❤︎のフラッシュ』の役が完成します。
つまり、簡単に言えば今の手札から役を完成するのに必要なカードになれるということです。
ジョーカーはAよりも強い最強のカードなのか
全てのカードの代わりになれるという一見最強のカードですが、重要な欠点があります。それは『同じ強さの役の場合ジョーカーなしの方が強い』ということです。
例えば、1234とジョーカーのストレートは12345のストレートよりも弱いため、この場合はジョーカーなしでストレートを揃えたプレイヤー側の勝利となります。
このように、汎用性ではAに勝るカードですが、同時に役としては弱いという欠点を抱えています。
ジョーカーは原則入れない、入れた場合は1枚が基本
ジョーカー、すなわちワイルドカードは基本的にポーカーには入れず、ワイルドカードを含めた場合はローカルルールとして扱われています。
そのため、ポーカーをする時は予めワイルドカードが適用されているのかを確認しておきましょう。
また、ジョーカーは1枚だけ入れるのが基本で、2枚以上入れる場合はほぼないので覚えておきましょう。
ジョーカーを入れた際の役について
ジョーカーを入れた時ってワンペアはどうなるのか
ジョーカーがもし手札にある場合、その手札の中で最も強いカードのワンペアが確定します。Aが手札に入っていたらAのワンペアが確定・・・というイメージです。
そこから派生して、ジョーカーを含まないワンペアが完成したら、そこにジョーカーを含めてスリーカードになったり、そこからさらにフルハウスに・・・という風に変化していきます。
こう書くと少しややこしいですが、実際にプレイしてみると結構わかりやすいのでご安心ください。
ジョーカー入りポーカーの最強の役『ファイブカード』
ジョーカーを含めたポーカーになると、ひとつだけ疑問が残ります。それは『ジョーカーを含まないフォーカードができた状態でジョーカーが手札にきたらどうなのか』です。
この場合、ファイブカードという新たな役が完成します。
このファイブカードは、ロイヤルフラッシュよりも格上の文字通り最強の役という扱いになっていますが、ルールによってはロイヤルフラッシュよりも格下の場合もあるので注意が必要です。