

カジノ法案(IR法案)が可決され、いよいよ日本にカジノができる未来が具体的になってきました。
そこで注目されているのが、カジノディーラーという職業。今まで日本にはなかった全く新しい職業ですが、一体どんなことをするのか気になっている人も多いのではないでしょうか?
今回はカジノディーラーの職業とはどんなものなのか、そしてカジノディーラーになるためにはどうすれば良いのかを紹介していきます。
カジノディーラーとは、どんな職業?
カジノディーラーとは、カジノのゲームを進行し、ゲームの勝敗に対して素早くチップの計算をし、プレイヤーに対してチップを配当・回収する仕事です。
さらにテーブル全体に目を配り、ゲストの雰囲気を上手に汲み取り、テーブル全体を盛り上げゲストを楽しませる必要があります。
カジノゲームの技術だけでなく、接客能力や臨機応変さも必要とされる職業。カジノに訪れるゲストは、ゲームをほとんど知らない初心者から、何度もプレイしている上級者までさまざま。
そのゲストに合わせたテーブルコントロールをするのがディーラーの腕の見せ所です。
- カジノディーラーの仕事内容は?
- カジノディーラーの服装や年齢は?
- カジノディーラーとしての就職先は?
カジノディーラーの仕事内容は?
先程も少しご説明しましたが、基本的にはゲームの進行が主な仕事内容になります。
ルーレットでしたらボールを盤に投げ込んだり、ブラックジャックだったらカードを配ったりデッキシャッフル等です。
ゲストが勝った際に盛り上げるのはもちろん、負けてしまった際も雰囲気を悪くしないように盛り上げる必要があるため、ある種エンターテイナーのような仕事とも言えますね。
カジノディーラーの服装や年齢は?
カジノディーラーの服装のイメージ言えば、白シャツにベスト、といった感じではないでしょうか?
海外のカジノディーラーの制服は基本的にそのカジノのカラーに合わせたシャツとベスト、という組み合わせが多く見受けられます。
また、日本のアミューズメントカジノやカジノディーラー養成学校でも、同じように襟付きシャツとベスト。
日本にカジノができた際も、同じように襟付きのシャツとベストになるのではないかと思われます。
海外ではカジノディーラーに年齢制限はほとんどありません。60代以上の方でも現役で働いている人が多いです。
カジノディーラーとしての就職先は?
カジノディーラーとして就職口を探す場合は、
- 海外のランドカジノ
- 豪華客船に設置されたカジノ
- 日本国内の模擬カジノ
がメインとなるでしょう。2020年5年現在はまだ日本にカジノが設立されていませんが、2016年12月のカジノ法案成立によりカジノ設置の可能性が出てきました。
もし日本国内のカジノ設立が実現した場合は、私達日本人にとって有力なカジノディーラーの就職先となりますね。
求人サイトや雑誌でも募集されたり、女性でも気軽にアルバイトとしてディーラーができる環境が来るかもしれません。
カジノディーラーの年収ってどれくらい?
この項目ではカジノディーラーの年収や収入について、詳しく解説していきます。
- 年収200〜400万円が一般的な年収
- 収入を左右する「チップ」
- カジノディーラーから管理職へ昇格すれば収入も上がる
年収200〜400万円が一般的な年収
まず大前提として、カジノディーラーは年収200〜400万円が一般的な平均年収となります。
時給に換算すると800〜900円ほどです。 カジノディーラーと聞くときらびやかなイメージがありますので、思ったよりも少ないと感じる方は多いでしょう。
しかしこのお給料だけがカジノディーラーの収入だけではありません。それについて次の項目で解説していきます。
収入を左右する「チップ」
カジノディーラーの収入に大きく関わってくるものがチップです。カジノディーラーは会社から受け取るお給料だけでなく、ゲストから受け取るチップも収入の1つになります。
もちろんこちらはゲスト次第だったり、カジノの盛り上がり具合にも影響を受けますので、一概にいくら貰えるかは言えません。
ですが、海外では日本と違ってチップを渡す習慣がありますので、そこそこ大きな金額になる可能性が大きいと言えるでしょう。
カジノディーラーから管理職へ昇格すれば収入も上がる
カジノディーラーが収入を上げるための方法として、管理職へ昇格することも1つの手段です。
フロアの担当になったり、マネージャー等といった管理職になれば基本給も上がりますので、収入の底上げができますね。
出世欲がある方はぜひカジノディーラーをチェックしてみて下さい。